三洋電機は、小型、軽量、手のひらサイズの本格ナビゲーションシステム「メモリーナビゲーション・ミニゴリラ」(NV-SD10DT)」を発売した。地図などのデータを内蔵の大容量1ギガバイトフラッシュメモリーに蓄えたことで、HDDタイプやDVDタイプのような駆動メカが不要となり、一層の小型、軽量化を実現。小型ながら、画面は4・5V型ワイドとメモリーナビゲーションとしては大型画面を採用した。
内蔵メモリーの豊富なデータ量で「ジャンクション・ランプガイド」や「交差点拡大」など、見やすい画面で案内してくれる。住所検索は約150万件、ジャンル検索は約200万件を収録したほか、周辺施設検索や電話番号検索、50音施設検索などもできる。また地図データが内蔵メモリーなので検索スピードも向上している。GPSアンテナを本体に内蔵しているので、他の車への載せ換えも簡単にできる。
さらにワンセグ地上デジタルテレビチューナーを内蔵。ワンセグ放送は送信データが小さく軽いため比較的遠くまで電波が届くという特性があるほか、デジタルならではの安定した映像でテレビを楽しむことができる。ワンセグアンテナも収納式を内蔵している。
GPSの信号を基に、CO2の排出量が増えると言われている急加速や急減速、長すぎるアイドリング時間、エコ速度超過を検知するとチャイムとポップアップ画面で知らせる。価格は9万1350円。
この件についての問い合わせ先は、三電機カーエレクトロニクス商品企画課(TEL072・870・7084)。
ミニゴリラ