アクアス、オンサイト管理プログラム運用開始
アクアス(東京都品川区)はこのほど、緊急事態に速やかに対応できるオンサイトレジオネラ衛生管理プログラムの運用を開始した。温泉など水質検査に新たなモバイルリアルタイムPCR装置を導入し、レジオネラ属菌を早期検出する。管理の常態化を促す。
同プログラムは、新採用したモバイルリアルタイムPCR装置「PicoGenePCR1100」を活用し、レジオネラ属菌の検出をオンサイトで行うもの。
モバイルリアルタイムPCR装置は、従来ラポでしかできなかった遺伝子検査をオンサイトで行う測定装置。30分以内の検査時間でレジオネラ属菌の高精度なスクリーニングが可能だ。これまで最大10日、最短でも半日必要だったレジオネラ属菌検査に要する時間が大幅に短縮でき、除菌洗浄など緊急対策後のレジオネラ属菌の有無をオンサイトでリアルタイムに測定できる。
同社は、人工環境水のレジオネラ対策のパイオニアとして、1982年からレジオネラ属菌対応の除菌剤を開発、販売。水に関する幅広いニーズに対応した製品をワンストップで提供している。
オンサイトレジオネラ衛生管理プログラムを運用開始