コンサルタントのリョケンは4月11、12の両日、山形県蔵王温泉の蔵王四季のホテルで今年1回目、通算136回目の旅館大学セミナーを開く。「『元気印の旅館』の経営戦略に学ぶ」をテーマに、3軒の旅館経営者がリレー方式で講演。会場の蔵王四季のホテルを経営する蔵王カンパニーから、伊藤八右衛門社長が自社の経営戦略を講演する。
常盤館(長野県菱野温泉)、ゆのくに天祥(石川県山代温泉)、不死王閣(大阪府伏尾温泉)の3軒から、それぞれの経営者が「自活経営・自力販売」(常盤館・花岡薫専務)、「品質重視の経営」(ゆのくに天祥・新滝英樹専務)、「持続的な発展基盤づくり」(不死王閣・岡本厚社長)をテーマに語る。
おおみや旅館、蔵王国際ホテル、蔵王四季のホテルの3軒を経営する伊藤社長は、会社の発展経緯や、冬のオンシーズンだけに頼らず、通年型の温泉リゾート地を目指した地域の魅力づくり、インバウンド誘致の施策などを語る。
このほかリョケン担当者が各館の経営、投資について解説する。
旅館経営者、幹部社員などを対象に受講者を募集している。締め切りは4月6日だが、定員の100人になり次第締め切る。参加費は受講料2万6千円、宿泊費等2万4千円。
問い合わせはリョケンTEL0557・83・2120。