マリオット・インターナショナルは12日、2019年に世界で815軒の新たなホテル契約を締結したと発表した。
2019年末時点で、マリオット・インターナショナルは世界134の国と地域で7,300軒を超えるホテルおよび約138万室を擁しています。また、新規ホテル開発案件の半数以上が、北米以外の地域にあります。
「1億4100万人のMarriott Bonvoy(マリオット ボンヴォイ)会員が、世界中で新たな都市への旅行やユニークな体験を切望しており、記録的な取引成約数の達成は、世界中の旅行者を魅了する新たなホテルの数々が待ち構えていることを意味します。我々が目覚ましい成長を遂げていることは、当社の幅広いブランドポートフォリオとプラットフォームが、オーナーおよびデベロッパーの皆様、そしてお客様の共感を得ているということの証でもあるのです」(マリオット・インターナショナル コンシューマー・オペレーションズ、テクノロジー&エマージングビジネス グループプレジデント、ステファニー・リナーツのコメント)
高価値の国際市場での成長にとって記録的な年
2019年に当社が契約を結んだ客室数のうち53%が北米以外の地域にあり、アジア太平洋(38,000室)、ヨーロッパ(17,000室)、カリブ海・中南米(9,000室以上)、また、中東・アフリカ(8,000室)の各地域において過去最高のボリュームを記録しました。さらに、昨年は、キプロス、モルドバ、キルギスタン、ラトビアの4ヵ国で、マリオット・インターナショナル初進出となる第一号のホテルを開業いたしました。
ラグジュアリー分野をさらに牽引
マリオット・インターナショナルは、グローバルラグジュアリーホテルブランドの記録的な数の契約を結び、価値の高い当セグメントにおけるリードをさらに強化いたしました。また、2019年は、27の国と地域で42軒のラグジュアリーホテルの契約を締結し、「セントレジス・ベニス」、「Wドバイ – ザ・パーム」、「ウエスト・ハリウッド・エディション」、「ザ・リッツ・カールトン プネ」などの34軒のホテルが開業もしくはコンバージョンされました。当社は、ラグジュアリーの拡充に注力しておりますが、その中でもWホテルの活性化に努めています。昨年はWニューヨーク ・ユニオンスクエアを購入し、これからWブランドを代表するホテルに改装する計画です。
オールインクルーシブ・プラットフォーム立ち上げの成功
当社は昨年8月、オールインクルーシブ・プラットフォームを立ち上げ、自らのブランド、規模、信頼されるサービスを、成長中の当グローバル・バケーション・セグメントに投入いたしました。立ち上げから6ヵ月以内に、オールインクルーシブホテル7軒、合計約3,200室の運営受託、もしくはフランチャイズ契約を結ぶことに成功いたしました。また、現在、800室のマリオット・ホテルのリゾートをジャマイカに、メキシコには240室のリッツ・カールトンのリゾートを、オールインクルーシブなサービスを提供するプロパティとして開発中です。さらに、昨年、当社はバルバドスの美しい島で計588室を有する7つのホテルを運営するエレガント・ホテルズ・グループの買収を完了いたしました。
手頃なライフスタイル・ホテル・ブランドが当社成長を促進
当社傘下の3ブランド、「ACホテル・バイ・マリオット」、「アロフト」、「モクシー」は、次世代の旅行者に応えるため、2019年に約10,000室をオープンいたしました。これら3ブランドは、ギリシャ、アイルランド、ジャマイカ、ラトビア、ネパール、スイスで昨年開業した新たなホテルを含め、世界44の国と地域に合計65,000室以上を展開しています。2019年の間、当社はこれら3ブランドで合計約24,000室の契約を締結し、ACホテル・バイ・マリオットとモクシーの両ブランドにとっての客室数契約において新たな記録を打ち立てました。