日本ホテル教育センターは8月25日、「ホスピタリティ教育シンポジウム2010」を東京都中野区のホスピタリティ ツーリズム専門学校で開く。国際観光振興の切り札として「MICE」に着眼し、その経済効果と目標達成に向けた取り込みを考える。
観光庁は今年度を、「ジャパン・マイス・イヤー」と定め、官民一体となって訪日外国人旅行者数の増加施策に取り組んでいくことを表明した。また、「シンガポール政府観光局の発表では、MICEは、通常のレジャー客に比べて2倍以上の売り上げがあり、地域経済への波及効果が大いに見込めるビジネスと捉えている」(日本ホテル教育センター)。
ホテルメディアの立場からMICEを捉えている宿屋塾代表の近藤寛和氏をコーディネーターに迎え、観光業界でMICEに携わるパネリストから最新の事情を聞く。
基調講演は、観光庁MICE推進担当参事官の岩本晃一氏と、プリンスホテルMICE担当の徳永清久氏が務める。
定員は、100人(先着順受け付け)。参加費は税込み1万円。参加者全員には日本ホテル教育センターの最新レポート「国内外のMICE市場と人材教育の研究と考察」(非売品)を贈呈する。
シンポジウムの申し込み、問い合わせ先は、日本ホテル教育センター・教育事業室(TEL03・3367・5663)。