西武ホールディングス(HD)は23日、ペットツーリズム推進協議会(事務局・ぐらんぱう)が主催する第1回「ペットツーリズム大賞」で、促進貢献賞を受賞したと発表した。西武HDによると、同賞はペットツーリズムの発展に貢献した企業、団体に贈られる。
西武グループは2011年1月に「ペット・スマイル・プロジェクト」を立ち上げ、ペットと一緒に宿泊できるホテルやコテージ、遊園地、水族館、レストランなど「ペットと過ごせる時間と場所の拡大に努めている」という。こうした取り組みが受賞につながったとしている。
大賞は中日本高速道路会社、特別賞はみたけ山観光協会(東京都青梅市)が受賞している。表彰式は28日、千葉市の幕張メッセで行われた。
同推進協議会はペットツーリズムビジネスの健全な発展を目指し、(1)共通の課題を協議しビジネス環境を整備する(2)共通の情報を飼い主へ発信し、利用者の利便性向上とマナーやモラルの啓蒙を行う—などを目的に設立された。
発起企業・団体にはぐらんぱうのほか、ナチュラルドッグスタイル、日本ペット宿協会、東京建物リゾートなどが名を連ねている。