ブッキング・ドットコム・ジャパン(アダム・ブラウンステイン代表)は、10月19日の「海外旅行の日」にちなんで、旅行業界に貢献した人を表彰するアワード「ブッキング・ドットコム・トラベラー・オブ・ザ・イヤー」を創設し、初代受賞者にデヴィ・スカルノさん(デヴィ夫人)と丸山桂里奈さんを選んだ。
デヴィ夫人は、78歳になっても多数の海外ロケに参加し、体を張り果敢に挑戦する姿が、人々に海外の素晴らしさや刺激を与え、海外旅行への興味関心の向上に貢献していることや、外国と日本の架け橋となるような数多くの活動により、海外と日本の距離を近づけていることが評価された。
丸山さんは、なでしこジャパン時代の海外での様子や、海外と日本の違いを“丸山節”で披露するなど、そのユニークさが受けており、老若男女問わず幅広い世代に、海外をより身近に感じさせていることや、元サッカー日本代表選手として海外で活躍した実績が、スポーツを行っている子供たちに「海外で活躍したい」という夢を育くんでいることが評価された。
18日に東京都内で開いた授賞式で、日頃のホテル滞在で感じていることを尋ねられたデヴィ夫人は、「ホテル客室の多くは男性が設計しているので、化粧台の照明が暗いことが多い。女性の設計者にもっと活躍してほしい」「毎晩シャンパンを飲むので、宿泊する客室にはシャンパンを寝かせずに冷やせる冷蔵庫があってほしい」などと話した。
今までで一番印象に残っている国とその理由は、「キューバ。人々が素朴で街並みも素晴らしい」(デヴィ夫人)、「コロンビア。外国の街中でよくドリブルをするが、コロンビアの人たちが一番積極的に参加してきた」(丸山さん)とそれぞれ答えた。
(左から)丸山さん、ブラウンステイン代表、デヴィ夫人