ヒルトン・グランド・バケーションズは、日本で初のタイムシェア・リゾート「ザ・ベイフォレスト小田原・バイ・ヒルトン・クラブ」を発表した。
ヒルトン・グランド・バケーションズ(NYSE: HGV)は、2018年3月26日に、国内でオープンするHGV初のタイムシェア・リゾート、「ザ・ベイフォレスト小田原・バイ・ヒルトン・クラブ」を発表しました。神奈川県にあるヒルトン小田原リゾート&スパの敷地内に建つこの新しいリゾートでは、10棟のコテージ・スタイルのユニットがオープンし、続いて100棟に上るヴィラ・スタイルのラグジュアリー溢れるユニット拡張も視野に入れています。
ヒルトン・グランド・バケーションズ 取締役社長 兼 最高経営責任者(CEO)のマーク・ワンは次のように述べています。「日本での開発にあたり私達が戦略の要としたことは、オーナー様がより良いワーク・ライフ・バランスを保ち、ご家族や大切な人との時間を楽しめるように、住まいや職場から程近い場所で最高のバケーションを提供することです。」そして、「息を呑むような景観、極上のアメニティ、そして上質なサービスと共に、このリゾートはオーナー様およびゲストの皆様へお望みのバケーションスタイルや寛ぎ、利便性を提供できるものと確信しています」とも述べています。
ザ・ベイフォレスト小田原は、山と海の壮大な景色と、伝統的な和のデザインの融合がデザインのコンセプトとなっています。箱根山麓と相模湾に囲まれた絶好の立地により、滞在されるオーナー様やゲストの皆様は「海辺に佇む静かな森」という同リゾートのコンセプトを、心ゆくまで堪能することができます。内装の一部にも「波」をモチーフにしたタイルや、ブルーグリーンのアクセントを加えるなど、海を表現したこだわりのデザインが印象的です。現代的なデザインに、漆喰や木彫を施した壁や繊細な組子細工をあしらうなど、日本古来の伝統工芸を各所に取り入れ、心和む穏やかな空間を演出しています。
リゾートは敷地の丘陵側の地形を活用し、海側は壁一面をガラスで設え、プライバシーを保ちつつ、室内とバルコニーから目の前に広がる相模湾を楽しめるよう設計されています。コテージ・スタイルの10棟は、6名まで宿泊できる1ベッドルームと和室のタイプです。最大100棟に上る高級ヴィラ・スタイルのユニットでは、オーナー様やゲストの皆様がリフレッシュできるよう、プライベート・バスをバルコニーに設置することも検討しています。
このプロジェクトはHGVが開発し、所有します。HGVのリゾートのハウス・キーピングやメンテナンスなどのホテルサービスはヒルトンが提供します。オーナー様およびゲストの皆様は、温泉、屋内・屋外プール、屋内テニスコート、スパ、フィットネスセンター、ゴルフ場、ボウリング場などを含むヒルトン小田原リゾート&スパ内の幅広いアメニティやアミューズメント施設を利用可能です。
ヒルトンの日本・韓国・ミクロネシア地区の運営最高責任者であるティモシー・ソーパーは次のように述べています。「昨年行った、沖縄県瀬底島での宿泊施設建設に関する契約締結の発表に続き、この度、小田原にてヒルトン・グランド・バケーションズとのパートナーシップを発揮できることを大変嬉しく思います。小田原は、ご家族などでレジャーを楽しめる人気の観光地として数多くの可能性を持つ土地であり、私どもは、ヒルトン・グランド・バケーションズのオーナー様およびゲストの皆様に、最高の体験を提供できるよう努めてまいります。」
小田原は国際的な観光地として知られ、この10年間、旅行者や来訪客の数は安定的な推移を見せてきました。2016年からは新戦略ビジョンの下で観光事業の活性化に力を入れ、2028年までに1,000万人の誘客を目指して取り組みを進めています。i
加藤憲一小田原市長は、次のようなコメントを寄せています。「このたびのヒルトン・グランド・バケーションズによる『ザ・ベイフォレスト小田原・バイ・ヒルトン・クラブ』の事業開発につきまして、小田原市長として心から歓迎を申し上げます。小田原の魅力が大いに高まるこのプロジェクトに、私も大変興奮しており、今から完成が楽しみです。事業の成功とヒルトングループの益々のご発展を心からお祈りいたします。」