ハウステンボス(HTB)は4月21日、さまざまなロボットと触れ合える「ロボットの王国」を7月16日にオープンすると発表した。パークでは「光の王国」「音楽とショーの王国」「花の王国」「ゲームの王国」「健康と美の王国」に続く六つ目の王国となる。
ロボットの王国は、すでにロボットがスタッフとして活躍している「変なホテル」に加え、店長と料理長がロボットの「変なレストラン」、体験型ミュージアムとショップの「ロボットの館」で構成する。全国のロボット関連企業25社(4月21日現在)が協力する。
新たに開設する変なレストランは、ロボットがメインで運営する本格ブッフェレストラン。お好み焼を作るロボットが料理長で、バーテンロボット、ソフトクリームロボットとともに厨房で作業を行う。客を案内するサービスロボットや卓上ロボットも配置する。
ロボットの館は、ロボットに乗ることができる「試乗ゾーン」や国内外のロボットを購入できる「ショップゾーン」、ロボットがダンスなどを披露する「ショーゾーン」など七つのゾーンで構成する。
ハウステンボスは、ロボットの王国の取り組みをロボット稼働による実証実験と位置付け、ノウハウを蓄積して「世界一生産性の高いテーマパーク」を目指していく方針を掲げている。
ダンスパフォーマンスを披露する「プリメイドAI」(右)など、ロボットの王国で稼働するロボット