デルタ航空は20日、ビジネスクラスに廃材の木材を使用した使用ヘッドフォンを導入したと発表した。
【東京、2017年7月20日】–デルタ航空は国際線のビジネスクラス「デルタ・ワン」に、ロサンゼルスに本社を置く音響と慈善事業の企業、LSTN サウンド社製のヘッドフォンを導入しました。グアム、サイパン、パラオのミクロネシア線を除く全日本発着路線に今週から搭載されています。
LSTNサウンド社は、環境に優しい製品を作る企業として知られており、廃材を使用し、木を染色しないため、木そのものの自然な色を活かした製品を製造しています。デルタ・ワンに搭載するヘッドフォンは、機内用として特別にノイズ・キャンセリング機能を搭載しました。LSTNヘッドフォンの採用により、充実のプログラムで知られるデルタ航空の機内エンターテインメントシステム「デルタ・スタジオ」をより快適に楽しむことができます。
デルタ航空の上級副社長兼最高マーケティング責任者のティム・メイプス(Tim Mapes)は「LSTN社とのパートナーシップは、お客様への機内サービスを向上するだけでなく、デルタの地域社会に貢献するという企業方針に合致しています。私たちがLSTNのヘッドフォンに興味を持ったのは、その優れたデザイン性と機能性だけではなく、世界中の地域社会に還元するための画期的な枠組みを実践しているからです」と述べています。
LSTNのパートナーシップを通じて、デルタ航空は難聴の人々を支援する「スターキー・ヒアリング・ファウンデーション(スターキーきこえの財団)」の活動を支援します。LSTNは4年前から同財団の活動を世界規模で支援しており、これまでに2万2,000人以上の人々に補聴器提供などの支援を行ってきました。売上げの一部を寄付に回す枠組みに基づき、今回のデルタ航空とのパートナーシップにより、新たに数千人の人々への支援が可能になります。
LSTNの創設者ブリジット・ヒルトン(Bridget Hilton)氏は次のようにコメントしています。「デルタ航空はこれまで、当社のミッションを実現するために世界中を飛び回る私たちを助けてくれました。今度は、数千人の支援を必要とする人たちライフスタイルを変えるために、私たちとパートナーになってくれたことを嬉しく思います。」
LSTNの共同創設者、ジョー・ハフ氏は、「デルタ航空の機内用ヘッドフォンをデザインし製作することで、製品の売上げによる寄付額の増加と、スターキー財団とその聴覚ヘルスプログラムの認知向上というLSTNのミッションを、大幅に推進することができます。」
LSTNのヘッドフォンは、デルタ航空の国際線ビジネスクラス「デルタ・ワン」のほか、ニューヨーク(JFK)とロサンゼルス、サンフランシスコ、ワシントンD.C.(DCA)とサンフランシスコを結ぶアメリカ大陸横断路線のデルタ・ワン、およびこの秋にエアバス350型機材の投入と共に設定されるプレミアム・エコノミークラス「デルタ・プレミアムセレクト」に導入されます。
LSTNについて
LSTNサウンドCo.は音楽の力を通じて人々の人生を変えようというミッションを掲げています。製作するハイエンドなヘッドフォンやスピーカーを売り上げるたびに非営利団体パートナーのスターキー・ヒアリング財団に寄付を行い、難聴をわずらう人々に補聴器を届けたりするヒアリング・エイドを提供しています。LSTNの製品はオンラインストアのほか、世界中の高級セレクトショップ等で入手することができます。2013年にブリジッド・ヒルトンとジョー・ハフにより創設されました。