売上高29%増の261億円
ソラシドエアが5月30日に発表した2022年3月期通期決算(21年4月1日~22年3月31日)の純損益は29億3900万円の赤字(前期は76億9400万円の赤字)だった。変動費を最小化するほか、経費削減などの施策を継続し、赤字額を47億5500万円圧縮した。売上高は、前年比28.8%増の261億200万円と増収となった。
営業損益は62億3千万円の赤字(同105億900万円の赤字)、経常損益は53億8600万円の赤字(同96億4900万円の赤字)だった。
営業・サービス面では、AIR DOとの協業の一環として、北海道と九州沖縄の旅をより気軽に楽しめる共同キャンペーンを実施。また、「九州・沖縄の翼」として、地域社会経済への貢献を実現するため、地元とともにつながりを作る新組織の設立や、地元と新しい価値を創造する新規事業「空陸一貫 高速小口貨物輸送事業」を始めるなど、地元との連携強化を図った。
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