ソラシドエアは5月30日、2022~26年度の中期経営計画を発表した。経営ビジョンは、「『九州沖縄のフラッグキャリアになる』~地元と共につながりを創り、地元になくてはならない『九州沖縄の翼』になる~」。五つの基盤強化策((1)安全の堅持(2)ブランド強化(3)CX推進〈顧客体験価値向上〉(4)IT推進(5)SDGs)のもと、三つの戦略を掲げ、最終年度で営業利益40~50億円を目指す。
同社は今後、コロナ禍の懸念や不安定な海外情勢、燃料価格の歴史的高騰・為替変動リスクなど、先行き不透明で厳しい状況にさらされることを想定。このような環境下で、経済・航空需要の回復を確実につかみ、収支改善を図るため、今年10月にAIR DOと共同持ち株会社制への移行を予定している。同社は、「AIR DOとの『協業』と地元との『共創』を軸に新たな価値を創出することで、地元とともに復活再生し、さらなる成長を実現する」と話す。
中期経営計画では、三つの戦略として協業戦略、共創戦略、基本戦略を掲げる。
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