ソラシドエアと民営鉄道4社(京成電鉄、京浜急行電鉄〈京急電鉄〉、西武鉄道、東急電鉄)は11月1日、航空と鉄道を組み合わせたタイアップ企画「飛んで、走って、つながる旅 ソラシドエアと鉄道の旅”ソラ鉄”」を実施する。11、12月に各鉄道会社がおすすめの一駅を描いたオリジナル乗車券「ソラ鉄お散歩きっぷ」を発売するほか、ソラシドエアが鉄道感あふれる装飾を施した「ソラ鉄ジェット」を運航する。九州から首都圏へ旅する人に、飛行機と鉄道を組み合わせたより楽しい旅を提案する。
ソラ鉄は、昨年度から実施している航空と鉄道のコラボレーション企画。ソラ鉄お散歩きっぷは、ソラシドエア公認キャラクター「ソラシドリ♪」が鉄道会社のキャラクターおすすめのスポットを紹介してもらい街歩きをするというストーリーのもと、各社おすすめの一駅限定で、オリジナルデザインの乗車券を販売する。京成電鉄が京成成田駅、京急電鉄が羽田空港国際線ターミナル駅、西武鉄道が本川越駅、東急電鉄が田園調布駅で発売する。販売枚数は各駅2千枚。
きっぷの販売期間中は、各駅のきっぷをまとめて収納できるオリジナル台紙が羽田空港のソラシドエアカウンターで配布される。また、ソラシドエア内でも搭乗証明書が配られ、きっぷ4種と搭乗証明書1枚を収集した人には先着、個数限定でソラ鉄オリジナルクロックがもらえる。
ソラ鉄ジェットは、11月1日のソラシドエア57便(東京・羽田12時発―宮崎行)から運航を開始。オリジナルヘッドレストや鉄道車両を描いたドリンクコップなど機内が演出される。
10月18日には企画お披露目会を東京都内で開催。企画を担当したソラシドエアの井町雅一マネジャーは「旅は、ソラシドエアで羽田に着いてから始まる。九州の人に首都圏各地を鉄道を使って巡ってもらいたい。また、ソラシドエアを首都圏の人に、鉄道会社4社を九州の人に知ってもらうきっかけになれば」と話した。
お披露目会でソラ鉄をPRする関係者