観光庁が任命する「スポーツ観光マイスター」にバレーボールの元日本代表選手の大林素子さん=写真左=が就任した。10月26日、観光庁の溝畑宏長官から任命状が手渡された。大林さんは「“日本代表”のつもりで日本の魅力を海外に紹介していきたい」と抱負を語った。
大林さんは、アトランタ五輪(1996年)をはじめとする国際大会、プロリーグなどに出場。引退後はタレントやキャスターとしても活躍。各地の「ママさんバレー」との交流イベントなどにも参加している。
スポーツ観光マイスターには国内外に向けてスポーツを通じた観光情報の発信が期待される。大林さんは「日本の良さ、地方の良さをさまざまな活動を通じてアピールしたい」と語った。歴史ファンで幕末の土方歳三ゆかりの地、函館などが好きな観光地だという。