ジェトロ北海道は10月26日から3日間、北海道のインバウンド観光の回復を支援するため、外資系旅行事業者を対象にしたファムトリップを実施した。
中国、香港、韓国、マレーシアに本拠を置く14社の経営責任者や事業マネージャーなど24人を招請。札幌市内のホテルで観光関係者らと交流会した後、スキーリゾートとして知られるキロロやニセコ地区、景勝地の洞爺湖などを視察してもらった。
マレーシアが本部のアップルバケーションズジャパンの張炳珊(チョン・ペン・サン)代表は「10月は売れ行きも順調になり、年末ツアーは80%が完売になった。北海道商品をたくさん造成し、100%を目指して頑張りたい」と交流会であいさつした。
出席した道内の観光関係者も、冬季観光や中華圏の春節などに向け、インバウンドの回復と増加に期待を寄せていた。