シーナッツ(東京都港区、金全洪社長)は11月14、15の両日、宿泊施設向け予約管理システム「TL—リンカーン多言語版」の概要についての説明会を韓国のソウル、釜山で開催した。
TL—リンカーン多言語版は、日本語と韓国語、英語に対応。韓国の宿泊施設を対象としていることから、現地の観光関係者の注目度も高く、説明会には現地の宿泊施設合わせて約130軒150人が出席した。関係者らはさっそく、同社にシステムや性能の説明を個別に求めるなど、活発な商談が進められた。
TL—リンカーンは、旅行会社とネット販売から送られてくる通知を一元管理。残室や料金調整が一括でできる。現在までに約2400軒の導入実績があり、導入後のサポート体制が充実していることやユーザーの声を商品やサービスに反映できる点が評価されている。現在の対応販売先は約60社で、海外のネット販売にも対応する。
多言語版は現在、ネット販売の残室、プラン料金の調整に機能を絞っているが、今後日本と同様の機能実装を備える予定。さらに韓国の旅行会社やネット販売との接続も増やしていく。
説明する金社長