シーナッツ（本社＝東京都港区）の宿泊施設予約・販売管理システム「ＴＬ―リンカーン」と小田急トラベルがこのほど、通知受信の連携を始めた。ＴＬ―リンカーンを導入する施設は小田急トラベルに提供するアロット在庫の予約情報がデータ化され、各種電文の検索、閲覧、出力ができるようになる。宿泊施設が導入するＰＭＳ（ホテルシステム）とのデータ連動も可能となり、ＰＭＳへの予約登録作業を軽減できる。
ＴＬ―リンカーンは、旅行会社とＯＴＡからの宿泊予約通知を一元管理するとともに、残室や料金調整が一括でできるシステム。ＯＴＡなどの複数の管理画面を個々に開いて管理する必要がなく、オーバーブッキングの回避や、販売機会の最大化を図れる。ＰＭＳとのデータ連携も可能で、予約情報の手入力などの業務負荷も軽減する。
