シーサイドホテル舞子ビラ神戸(神戸市垂水区、森重喜三雄社長)は、「フランス割烹800キロカロリーコース」を7月から発売する。フランス料理をベースとした創作料理のコースで、総カロリーを800キロカロリーに抑えたメニュー。糖尿病などで摂取カロリーを制限している人や、ダイエットをしている人でも安心してコース料理を楽しめるという。
レシピは医師、管理栄養士の指導のもと作成。松村智明総料理長が瀬戸内海の海産物や兵庫の食材を使い、調理法を工夫して低カロリーでも味のよいメニューを作った。バターの代わりにオリーブオイルを使うほか、生クリームを使うソースを避けている。ハーブやスパイス、香味野菜を多く使うことで味に変化を与えた。メーン料理は脂のない牛肉(イチボ肉)を使用し、カロリーは146キロカロリーに抑えている。デザートの「フレッシュフルーツの葡萄酢スープ」は96キロカロリーに仕上げた。
同ホテルでは4月から800キロカロリーの中国料理コースも発売しており、カロリーを気にしている人や、脂っぽい料理が苦手な年配者にも好評という。
フランス割烹800キロカロリーコース