新型コロナウイルスのワクチン接種が進み、コロナ禍の収束時期が気になるところだが、東京商工リサーチ(TSR)の調査によると、「来年1~3月ごろ」とみる企業が最も多いことが分かった。
この調査は「新型コロナウイルスに関するアンケート調査」で、6月1~9日にインターネットで実施。有効回答1万828社を集計、分析した。
コロナ禍の収束時期の予想を尋ねたところ、「来年1~3月ごろ」と答えた企業は29.1%で、「年内」は17.7%にとどまった。
1年以上先である「来年7月以降」は24.8%に上り、同社は「多くの企業がコロナ禍はさらに1年以上続くとみている」とした。