地域発展の源は「旅行」
クラブツーリズム地域共創事業部は4日、オンライン説明会「地域発展の源は『旅行』にあり!」を開催した。説明会には自治体関係者ら約500人が参加。同事業部が取り組むイベント・催事、誘客キャンペーンや商品を紹介した。
地域共創事業部は、今年4月に地域創生の専門組織として設立。地域のコンテンツの開発、着地型旅行商品の企画販売、人材育成や調査事業を行うなど、地域が抱える課題解決のパートナーとして、地域活性化に寄与している。
説明会では冒頭、樋山智彦部長が「地域を共に創り、共に地域を元気にすることが使命。業界はコロナ禍で大変な状況にあるが、地域を元気にするには旅行の力が不可欠だ」とあいさつ。リソースとして(1)企業組織(2)旅行商品(3)会員顧客(4)社員・講師(5)販売ツール(6)イベント・催事運営―の六つを挙げ、「持続性とスピードを持って取り組む」と参加者に呼び掛けた。
説明会ではこれまでの取り組み事例を発表。旅行商品は、長期滞在、大人の社会科見学・インフラツーリズム、鉄道貸し切り企画、ウォーキング&登山、名城めぐり&古代史の旅などを紹介。イベント・催事は、月見のおわら(富山県越中八尾)、五稜郭星空ランタン(北海道函館市)、伊良部大橋貸し切りウォーク(沖縄県宮古島)、地域の祭り・花火など、誘客キャンペーンは立山黒部アルペンルート、佐渡大収穫祭、真田丸大河ドラマ館、旧奈良監獄特別公開、朝摘み・山形さくらんぼキャンペーンなどにおける実績を披露した。
地域共創事業への問い合わせ先は、TEL03(5323)6965、メールchiiki.kyousou@club-t.com。
次回のオンライン説明会は、8月上旬に開催する予定。
桧山部長