カシオ計算機は21日、“おもてなし英語力”を高めるポケットサイズのデジタル英会話学習機「joy study(ジョイスタディ)JY―L04」「同L05」を発売した。
訪日外国人と接する機会の多いサービス業に向けて、接客英会話をしっかり学べるコンテンツを収録した学習機で、おもてなし英語力を磨く「英語応対能力検定」が公認している。
英語応対能力検定は、相手の状況や意図を理解し、適切な英語を使って必要な案内やサービスができるかなど、基本的なおもてなし英語力を総合的に評価する。販売、飲食、宿泊、鉄道、タクシーの接客業務に携わる人に向けた業種別試験と、街で道を尋ねられた時などを想定した一般試験の計6種類がある。旺文社、カシオ計算機、毎日新聞社の共同事業会社である「学びUPコミュニケーションズ」が運営している。
L04は英語応対能力検定の販売試験、飲食試験と一般試験に、L05は宿泊試験、鉄道試験、タクシー試験と一般試験に対応した公認教材を収録。公認教材は「とにかくひとこと」「これが目標」「自信がついたら」の3段階のレベル別に英文を選択でき、1日当たり5~15分程度の学習を約40日間継続することで、目指したいレベルに到達できるように構成されている。
サイズは幅68・5×奥行68・0×高さ16・1ミリ(キー部を除く)。質量は約75グラム(電池込み)。価格はオープン価格となっている。
問い合わせ先はカシオ計算機TEL03(5334)4948。