イベリア航空は、成田・マドリード線の座席数を49%増やす。
• 2020年6月より、現在の週5便運航をデイリー運航へ
• その結果2020年夏季ダイヤの東京(成田)=マドリード線のシートキャパシティが49%増加
イベリア航空(本社:スペイン、マドリード、CEO:Luis Gallego)は、同社にとって戦略的市場である日本での事業を強化すべく、2020年に東京(成田)=マドリード線を現在の週5便から週7便へ増便し、より大型の次世代機であるエアバスA350-900型機を導入します。
2020年6月17日よりデイリー運航を開始予定で、今回でイベリア航空が3年前に日本に就航して以来、2度目の増便となります。
新型のエアバス「A350-900型機」が提供する新しい飛行体験
2020年3月末より東京(成田)=マドリード線には、既存のA330-200型機に代わり、348席を有するイベリア航空最新機材エアバスA350-900型機を段階的に導入します。これにより、フライトあたりの座席数が60席増加します。
イベリア航空は日本市場での成功と今後の市場シェア獲得への期待を反映し、増便と機材変更により同路線のシートキャパシティを2020年夏季ダイヤにおいて49%近く増加します。
新型機材は列ごとに広い窓があり、オゾンフィルターが機内の空気を清浄化し旅客の疲労を軽減します。機内では7カ所のゾーンごとに温度調整が可能となっているほか、今日最も静かな航空機として快適なフライトを提供しています。
機体の70%はカーボン素材やアルミ合金など先進的で、強度が高くより軽い素材を使用しており、軽量化によって燃料と排出ガスが25%削減されています。航空機のITシステムは、イベリア航空のeOperationsコンセプトに基づき、地上のITシステムとリアルタイムで接続されています。
機材概要:エアバス「A350-900型機」
クラス | 座席数 |
ビジネスクラス | 31席 |
プレミアムエコノミークラス | 24席 |
エコノミークラス | 293席 |
合計 | 348席 |
プレミアムサービスの強化
新型機材は、上述の通り、ビジネスクラス31席(12席増)に加え、プレミアムエコノミークラス24席、エコノミークラス293席を備えています。プレミアムエコノミークラスは新しく導入されるクラスで、座席、シートピッチともにエコノミークラスより広く、シートリクライニング角度も40%大きい他、地上でも機上でも追加サービスやアメニティを提供しています。お客様はわずかな追加料金で14時間を超えるフライト時間をより快適に過ごしていただけます。
来年5月から導入予定のA350-900機で増加する60席のうち36席はプレミアムエコノミー、及びビジネスクラスとなっています。
自宅で寛ぐような快適なフライト体験を
イベリア航空のフライトでは日本のお客様によりくつろいでいただけるよう、日本語を話すフライトアテンダントを配置し、日本のお客様に人気の高い機内食メニューを用意している他、日本語吹き替え、及び字幕付き映画、日本語の新聞・雑誌、イベリア航空機内誌Rondaの日本語版もご用意しています。
イベリア航空は、JAL、ブリティッシュ・エアウェイズ、フィンエアーとの4社による欧州路線の共同事業を行っています。4社合わせて、東京・大阪・名古屋・福岡・札幌からマドリード・ロンドン・ヘルシンキ・フランクフルト・パリなど欧州各都市へ週176便を運航しています。本共同事業により、お客様にはより多くの選択肢、利便性、より良いサービスを提供できるようになりました。さらに、2020年3月にはフィンエアーによる東京(羽田)=ヘルシンキ線が新規就航する予定です。
イベリア航空は2016年10月より、東京(成田)=マドリード線の運航を開始し、以来、日本とスペインを結ぶ唯一の直行便です。現在JALとのコードシェアにてマドリードへ週5便運航しており、日本からのお客様はマドリードを経由して、スペイン32都市、ヨーロッパ68都市、アフリカ7地域、南米19都市、アメリカ6都市へのアクセスが可能となります。2019年1月から9月には東京=マドリード線の利用客数は前年同期比で76%増加しました。
さらに11月中旬からは、イベリア航空でマドリードを経由して渡航される日本人のお客様に、マドリードでのホテルを最大6泊分割引でご利用いただけるサービス「Hola Madridストップオーバー」を提供いたします。本サービスでは旅行のプランニングに加え、空港送迎やレストラン、美術館などのディスカウントも提供いたします。ストップオーバーはマドリード経由で目的地に向かわれる際、もしくは目的地からお戻りの際のどちらでもご利用可能です。詳細は11月中旬頃、イベリア航空のウェブサイト上で公開されます。