アメリカン航空は15日、プレミアムエコノミーのシート数を米国最大規模に増強すると発表した。
米国テキサス州フォートワース発（現地時間2019年8月8日）―アメリカン航空は3年前、米国の航空会社として初めてプレミアムエコノミーを導入しました。そしてこのたび、再び業界をリードする企業として、ワイドボディ機へのプレミアムエコノミーシートの設置を米国航空会社として初めて完了しました。アメリカン航空をお選びいただくお客様は、3,025席のプレミアムエコノミーシートをご利用いただけます。この座席数は、他の米国航空会社の合計を上回るものとなります。
プレミアムエコノミーは、アメリカン航空のボーイング787型機と777型機、エアバスA330-200型機、合計124機でご利用いただけます。このシートは、長距離国際線のFlagshipビジネスとメインキャビンの間に設置されている他、一部のハワイ線とアラスカ線のFlagshipファーストの後方にも設置されています。東京からは、成田国際空港(NRT)－ダラス／フォートワース国際空港（DFW）とロサンゼルス国際空港（LAX）間、ならびに羽田国際空港(HND)からロサンゼルス国際空港（LAX）間でご利用いただけます。プレミアムエコノミーシートはメインキャビンシートと比較して足回りに余裕があり、シートの幅が広く、リクライニングの角度が大きく、調節可能なフットレストを備えており、アップグレードした機内食もお楽しみいただけます。
プレミアムエコノミーをご利用のお客様には、フライト中Casper（キャスパー）社製のデイブランケットとランバーピロー(腰枕)でおくつろぎいただき、さらにプレミアムアメニティキットを提供しております。またシェフ監修のお食事に加え、マスターソムリエのボビー・スタッキー氏が厳選したワインをお楽しみいただきます。搭乗前には、2個のお荷物を無料でお預けいただくことが可能です。さらにチェックイン時や通関時、搭乗時には優先的にお手続きいただけます。
アメリカン航空グローバルマーケティング担当副社長ジャネル・アンダーソンは、「プレミアムエコノミーは、幣社が提供している数多くの旅行体験を完璧に補うものとして、フライト中にお客様にご提供するオプションを大幅に増やしています。幣社はプレミアムエコノミーを初めて導入した米系航空会社として、高速Wi-FiやライブTV、搭乗前の新たなアメニティなど、アメリカン航空をご利用のお客様にワンランク上の空の旅をお届けする新たなサービスに引き続き投資していきます」と語りました。
今年初め、アメリカン航空は特典航空券にプレミアムエコノミーも加えて、AAdvantage会員向けにマイレージの利用方法を増やしました。さらに4月には、航空会社を対象とした2019年トリップアドバイザーのトラベラーズチョイスアワードにおいて、ベスト・プレミアムエコノミー部門で北米の航空会社第1位に選出されました。同アワードは、トリップアドバイザーの利用者による12ヵ月間のレビューと評価の件数と内容に基づいて授与される賞です。
来年、アメリカン航空では787-8型機を新たに12機導入いたします。これに伴い、プレミアムエコノミーシートの座席数も引き続き10%以上増加する見込みです。
