アドベンチャーワールド(和歌山県白浜町)は1日、アジアゾウが暮らすエリア「ゾウの森」=写真=をオープンした。コンセプトは「リアルライブ図鑑~学び・体験・発見する場所」。砂浴び、水浴びなどアジアゾウ本来の行動を観察できる場を提供する。
ゾウの森には、ゾウたちの水遊びを見られる水深2メートルのプールなど運動場やゾウの体を間近に観察できるスリットビュー(壁の小窓)などを設置。ゾウの暮らしや行動を高さ約2・5メートルの高見台などさまざまな場所、角度から見られる。今後、スリットビューからゾウにおやつをプレゼントできるフィーディングのアトラクションも実施予定だ。
「アジアゾウの生態や取り巻く環境を観察、体験してもらいたい。動物や自然に寄り添い、持続可能な地球のために、私たち一人一人が未来へアクションを起こすきっかけとなるエリアを目指す」と同園。