ハイアットは、アッパー・ミドルスケールの新ブランド「HYATT studios」を発表した。
ハイアット ホテルズ コーポレーション(https://hyatt.com )(米国イリノイ州シカゴ、社長兼最高経営責任者:マーク・ホプラメジアン、以下「ハイアット」)はこのほど、ハイアットのブランド・ポートフォリオに新たに加わる「HYATT studios」の計画を発表し、米州におけるアッパー・ミドルスケールの宿泊事業へ参入します。同ブランドは、ホテル開発事業者とのコラボレーションとターゲットとなる顧客層のニーズに耳を傾けることで生まれました。HYATT studiosには既に複数のホテル開発事業者が100軒以上の案件について基本合意書に署名しており、2023年に着工、2024年に最初のホテルが開業する予定です。
HYATT studiosに対してホテル開発業界がすぐに関心を示したのは、ハイアットがこのブランドの創成にあたり開発事業者の意見を取り入れたアプローチをとっていた事の証であり、また拡大縮小可能な建設の選択肢とローカル市場のニーズに適応するよう設計された効率的な運営モデルを重視しているからです。同ブランドは開発者のニーズに基づいて柔軟に設計されており、ホテル計画地の市場と顧客層に応じて、レジャーおよびビジネスでの短期から長期の滞在に対応します。
HYATT studiosは、「ハイアット プレイス」「ハイアット ハウス」「キャプション by Hyatt」と同じセレクトサービスのカテゴリーに加わり、セルフサービスのアメニティや室内サービスを提供します。長期滞在のお客様には自宅を離れても快適で充実した生活を送るために必要なものが全て揃う、お客様が期待するハイアットの一貫したクオリティーを満喫できます。客室は、機能的なデザインにこだわり、キッチン設備が整ったスイートも用意。長期滞在でも快適に過ごせるよう設計されています。館内での飲食には、無料朝食のテイクアウトや24時間営業のショップなどを備え、健康志向のスナックや惣菜、スイーツなど、長期滞在のお客様が満足できる高品質で幅広い商品を揃えます。また、多機能電子レンジを設置した客室のキッチンで調理することも可能です。
ハイアットの最高成長責任者、ジム・チューのコメント:
「HYATT studiosブランドを立ち上げ、ハイアットがお約束する質の高いサービスとケアを、ハイアットのホテルがない小規模市場や二次市場でも展開できることを嬉しく思います。ハイアットは未開拓領域を特定し、業界をリードする純増客室数を大幅に加速させ、ロイヤルティプログラム、ワールド オブ ハイアット会員のお客様により多くのホテルでの滞在機会を提供いたします。今後は、私たちの新しいセグメントのホテルをご利用されるお客様へワールド オブ ハイアットをご紹介し、ハイアットのホテル全体で直接予約が増加することに期待しています」。
ハイアットのロイヤルティ&データ担当シニアバイスプレジデント、エイミー・ワインバークのコメント:
「ハイアットのポートフォリオの全ブランドと同様に、HYATT studiosは、アッパー・ミドルスケールのホテルセグメントにおけるハイエンド層のお客様にご満足いただけることでしょう。中長期滞在型ホテルの競合がひしめく中、同ブランドはハイアットならではの品質と現代的なスタイルで、ステューディオタイプのアパートメントのような居心地の良さと、クリエーティブなステューディオにいるかのようなポジティブなエネルギーの両方をお客様に楽しんでいただくことができ、このセグメントに対する期待値を上回るホテルとなります」。