みずほ銀行は7月25日、Airbnbとの間で、住宅宿泊事業の普及・拡大や観光需要のさらなる創出を目指すことを目的とした業務提携契約を締結したと発表した。邦銀がAirbnbと連携するのは初めて。
みずほ銀行は同銀顧客企業の社宅の民泊転用などで発生する新たな融資をもくろむ。
業務提携契約は、みずほ銀行、Airbnbと、Blue Labの3社間で結んだ。Blue Labは、みずほ銀行が、事業会社やベンチャーキャピタル等とともに多様な先進技術を活用し、次世代のビジネスモデル創造・事業化を目指して設立した会社。
3社は、「今回締結した契約にもとづき、Airbnbが持つ住宅宿泊事業や旅行に関する知見と、Blue Labの事業創出支援機能の支援の下、みずほ銀行の幅広い顧客基盤を活かして、住宅宿泊事業と親和性の高い事業者にも参入を促し、宿泊施設供給、新たな旅行体験の形成、損害保険等の周辺ビジネスを創出することを目指す」とした。
今年度内に事業の枠組みを決め、来年度からサービスを始める。