一般社団法人まちかど健康づくりネットワーク(東京都多摩市)は「睡眠の日」の3日、眠りに適した環境を整える宿泊施設2軒を「眠りにいい宿」第1号として認定した、と発表した。
認定されたのは福岡市の「ホテル・グレート・モーニング・ハカタ」と京都市の「京の宿 月光庵」。
同ネットワークは月光庵について、「京の町屋を柔らかな照明、体に優しい寝具など眠りにこだわることでラグジュアリーな空間に変身」したと評価。
認定に際しては、睡眠評価研究機構代表の白川修一郎氏監修の45項目に及ぶ審査を、快眠コンソーシアムの協力のもと、睡眠改善インストラクター有資格者が実施し、認定したという。
同コンソーシアムは良質な眠りを確保するための寝具や寝室、睡眠環境の提案など、「眠り」関連分野で顧客満足を追求する異業種企業の集まりで、03年に設立された任意団体。イワタや太陽化学などが名を連ねている。
睡眠の日は、精神・神経科学振興財団が日本睡眠学会と協力し、制定している。9月3日と3月18日がそれに当たる。3月18日は世界睡眠医学協会(WASM)が定める「世界睡眠デー」でもある。
月光庵の客室