体験型観光の振興に取り組んでいる全国組織「全国ほんもの体験ネットワーク」(藤澤安良会長)の第24回総会が10月27日、岩手県久慈市で開かれ、全国から約70人が参加した=写真。
訪日外国人の教育旅行や住宅宿泊事業法(民泊新法)への対応について意見が交わされたほか、2018年度の第15回「全国ほんもの体験フォーラムin五島」の開催概要が発表された。
離島初開催となる長崎県五島市で開かれるフォーラムの日程は、来年3月21~23日の3日間。21日が全体フォーラム、22日に課題別研究分科会、22、23日に体験ツアーを開く。期間中、県内外から農家民泊などの受け入れ家庭やインストラクター、旅行会社など約800人の来場を見込んでいる。主催は、全国ほんもの体験フォーラムin五島実行委員会。共催は、全国ほんもの体験ネットワーク。
21日の全体フォーラムは、福江文化会館大ホールがメイン会場となる。テーマは未定だが、五島市と松浦市の体験現場からの事例発表と、公開パネルディスカッションを行う。コーディネーターはネットワークの藤澤会長が務める。
また、22日の課題別研究分科会の概要も発表された。分科会は全4会場で開かれる。テーマは「農山漁村生活体験民泊の推進」「体験交流型観光マーケットの拡大手法」など。