はとバスはこのほど、9~12月の日帰りバスツアーを発表した。紅葉やイルミネーション、特別な体験を楽しむコースなどを設定し、10~12月で計6万6200人(前年比0.5%増)の利用を見込んでいる。
コース数は夏からの継続分を含め、151コースとなっている。
紅葉観賞を含むツアーは人気で、昨年(10~12月)は2万4717人が参加。同時期に運行していたツアー全体の4割弱を占めたという。今回発表の秋パンフレットでは約60カ所の紅葉スポットを盛り込んだ。
「息をのむ美しさ 宝徳寺『床もみじ』特別公開と富弘美術館・あしかがフラワーパーク」は11月9~23日出発で、旅行代金は大人1人9480円から。子どもは千円引き。
一方、経験や体験重視の傾向は強まり、普段見ることのできない場所に立ち入るコースやレクチャー付き体験コースへの参加も増えている。
今回、普段は立ち入り禁止の区間を2時間かけて歩いて渡る「峠越え廃線ウオーク」や3分間の空の旅を楽しむヘリコプター体験フライトなどを設定した。