国交省、全国に6ルート指定
国土交通省は、一定の条件を満たす、安全で快適なサイクリングコースを認定する「ナショナルサイクルルート(NCR)」制度を設けている。日本を代表する自転車道を世界にPRする制度で、現在、6ルートが指定され、国が情報発信や財政支援をしている。
第1次の指定は2019年11月。まず、茨城県の「つくば霞ヶ浦りんりんロード」、滋賀県の「ビワイチ」、広島県・愛媛県の「しまなみ海道サイクリングロード」の3ルート、昨年5月に北海道の「トカプチ400」、千葉・神奈川・静岡・愛知・三重・和歌山各県の広範囲に及ぶ「太平洋岸自転車道」、富山県の「富山湾岸サイクリングコース」の3ルートを指定した。
これら6ルートは自転車愛好家はもちろん、初心者でも十分楽しめるよう、環境も整備されている。ウィズコロナ時代に適しており、コロナが収束すれば外国人の利用も増えると見込まれている。ここでは各ルートの魅力やトピックスなどを取り上げた。
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