ユネスコの無形文化遺産に
豪華絢爛な山車行列 伝統行事が人々を魅了
2016年12月1日、「新庄まつりの山車行事」は、全国33の「山・鉾・屋台行事」の一つとしてユネスコの無形文化遺産に登録された。「世界の宝」と認められた新庄まつり。今年も8月24～26日の3日間、見る者を魅了する。
260年を超える祭りは、長い歴史の中で少しずつ変遷を遂げてきた。しかし、変わらないのは人々の祭りにかける情熱だ。
古式ゆかしい神輿渡御行列、宵まつり、本まつりに豪華絢爛（けんらん）な山車行列とまつり囃子、新庄城址で踊られる優雅な萩野鹿子踊に仁田山鹿子踊―。
いにしえの藩政時代をしのばせる歴史絵巻が繰り広げられる新庄まつりは、この地に住む人々の心の風景に刻み込まれ、子々孫々、未来に伝えられていく。
