1987年、国鉄の分割・民営化で誕生したJR東日本。1万両を超す車両を保有する日本最大の鉄道会社だ。発足当社は、国鉄時代の古いタイプの車両が大半を占め、技術革新の遅れも目立っていた。
白川氏はJR東日本で東京地域本社運輸車両部長、常務取締役鉄道事業本部副本部長などを歴任。2004年からセントラル警備保障の社長、会長を経て、現在は取締役相談役。和田氏は新聞社勤務を経て現在は会社役員。鉄道友の会客車気動車研究会会員。
本書は、民間会社に移行し、顧客優先の志向の中で、どのようにしてJR東日本独自の多種多様な車両が生み出されていったのかを紹介する。
価格は800円(税別)。239ページ。問い合わせ先は交通新聞社TEL03(6831)6622。