阪急交通社がこのほど発表した7月の旅行取扱額は21億3659万円(前年は7億6978万円)だった。
国内旅行は21億2173万円(同9億695万円)。北海道、愛知、京都、兵庫、福岡の5道府県で緊急事態宣言が7月11日に解除されたが、12日から東京都の4回目の緊急事態宣言が発出され、沖縄県でも宣言が延長となったことにより影響を受けた。
宣言解除地域を中心に近距離のフリープランなどに回復の兆しが見られたものの、全体としては大きな回復に至らなかった。
海外は727万円(同マイナス1億3717万円)。全方面で募集型企画旅行の催行を中止しているため、引き続き低調に推移。外国人は219万円(同ゼロ)。
総販は5億円弱
阪急阪神ビジネストラベル(BT)の7月の取扱額は4億7330万円(前年は2億5762万円)。国内は企業の出張需要が停滞しており、8771万円(同6981万円)。海外は3億8560万円(同1億8781万円)。外国人はゼロ。
総販は2千万円代
阪神トラベル・インターナショナル(TI)の7月の取扱額は2136万円(前年は915万円)で、国内が148万円(同148万円)、海外1988万円(同767万円)だった。