KNT―CTホールディングスの1月の総取扱額(グループ14社計)は、前年同月比4.3%増の335億1355万円だった。国内旅行が1.4%増の193億7073万円、海外旅行が6.9%増の118億154万円。外国人旅行は27.0%増の15億4824万円となった。
国内旅行の内訳は、一般団体が5.4%減(12億9112万円)、学生団体が3.4%減(23億7762万円)。一般団体、学生団体ともに減少し、団体旅行合計で4.2%減(36億6874万円)となった。国内企画旅行は、メイトが3.6%減の46億9033万円、クラブツーリズム国内は9.2%増の73億5381万円となり、合計で3.8%増の120億6050万円。国内個人旅行は減少し、0.5%減の36億4148万円だった。
海外旅行の内訳は、一般団体は19.0%減、学生団体は9.1%減で、合計が16.1%減の15億5943万円となった。海外企画旅行は6.8%増の71億9408万円、海外個人旅行は24.5%増の30億4803万円だった。
区分別に見ると、国内一般団体は職場旅行などの取り扱いが増加するも、企業系コンベンションなどの取り扱いが減少した。国内学生団体は、スキー教室や各種大会などの取り扱いが増加するも、修学旅行の取り扱いが減少した。メイトは、伊勢志摩や南紀、東京方面が好調に推移したが、沖縄や東北方面が低調だった。クラブツーリズムは、西日本のふっこう割商品や中部、伊勢、南紀、北陸、関西、九州、沖縄、離島の販売が好調に推移し、北海道方面では道東が好調だった。海外企画旅行は、オセアニアやハワイ、ヨーロッパ方面が減少したが、アジアやミクロネシア方面が好調だった。クラブツーリズム海外は、ヨーロッパ方面では南欧、東地中海、北欧、英国が好調で、クルーズではヨーロッパ方面が堅調だった。