専用綿棒で拭き取る
衛生状態を簡単に測定
キッコーマンバイオケミファは、厨房や浴場施設などの衛生状態を現場で簡単に測定できるＡＴＰふき取り検査器「ルミテスターＳｍａｒｔ」と検査試薬「ルシパックＡ3」の販売を行っている。
業界全体でＨＡＣＣＰ制度化に向けた動きが進む中、日々の衛生管理・食中毒対策に注目が集まっている。
日々の衛生管理・食中毒対策の基本は5Ｓ（整理、整頓、清潔、清掃、習慣）で、ＨＡＣＣＰの導入においても基本とされている。5ＳはＨＡＣＣＰではカバーできない部分であり、ＨＡＣＣＰを含めた日々の衛生管理を行う上で大変重要となる。5Ｓのうち、施設での食中毒対策には、「清潔」「清掃」が特に重要で、従業員の感覚に頼らず、「見える化」することが必要である。そんな見える化を実現するのが同商品だ。
検査方法は大変簡便で、綿棒で検査箇所を拭き取り、試薬が入ったホルダーに綿棒を戻して反応させ、そのままハンディタイプの測定器、ルミテスターで測定するだけ。測定時間は、わずか10秒。誰でも簡単に検査が行える。
測定器の「ルミテスターＳｍａｒｔ」は1月に発売された新機種。専用アプリとの連動により、測定した結果はタブレットやスマホ、パソコンの画面上で容易に処理や分析が可能となった。クラウド機能の活用で、他拠点のデータも一括管理できる。データにはどこからでもアクセスできるので、問題発生時の迅速な状況把握や対応などにも役立つ。
今後はこれまで以上に厳しい衛生管理の質が求められ、その質が施設の品質につながっていく。厨房や入浴施設の管理に、導入を検討してみてはどうだろうか。
専用綿棒で拭き取る
