【教育旅行特集】若狭美浜はあとふる体験 「生きぬく強い力を」 


大敷網漁の体験

福井県 若狭美浜

 福井県美浜町は、人口約9200人、町の端から端まで車で約30~40分の距離の中に、日本海の中でも豊富な魚種が取れる「若狭湾の漁村」、ラムサール条約登録湿地にも認定された景勝地「三方五湖」の湖村、山には木々が生い茂り、澄んだ空気と清らかな川が流れる豊かな自然の中で営む「若狭路の農村」。さらには、町の名の通り日本海に面した美しい「水晶浜」が魅力的です。一つの町で漁村文化、湖の文化、農林業の文化を育んでいるため、若狭美浜はあとふる体験では、この自然豊かな地域の資源を生かし、漁業体験、農林業体験、自然・アウトドア体験、伝統味覚体験、工芸・歴史文化体験とバリエーションに富んだ体験プログラムを約50種類そろえており、生業で頑張っているはあとふる体験インストラクターにぜひ一度会いに来てください。

 SDGsプログラム(主体的・対話的で深い学び)

 2021年以降本格実施される新学習指導要領では「主体的・対話的で深い学び」として、課題発見・問題解決型学習などが重視されています。また、「未来を作るために学ぶ」「未来をつくるために働く」という考え方を教えるためにSDGsの目標や取り組みを関連付けた質の高い教育プログラムを目指しています。

 素顔の美浜に出会える感動する交流(感交)

 私たちは「素顔の美浜に出会える」をコンセプトに美浜のありのままの暮らしを感じ、訪れる人々と地域の人々が体験を通して交流を行う。自然や風景を守り、伝統や文化を伝え、食を育み、互いが心高まる、感動する交流「感交」をしたいと取り組んでいます。

 ボート体験(信頼関係と、物事を継承して活動できる心づくり)

 若狭美浜はあとふる体験特有のプログラムがボート体験。チームワークの大切さを肌で感じ、人間関係を構築する能力を育むことができる人気のプログラム。漕(こ)ぎ手4人とコックス(舵(かじ)取り)1人が艇に乗り込み、湖をこぎ進みます。「一艇ありて一人なし」という言葉のように1人が頑張っても早く進まず、全員の呼吸が一つになった時、初めて湖面を滑るように進むことができます。

 民泊体験(心の温かさと人としての礼儀の心づくり)

 人間関係の気薄さが問題となっている中、民泊体験を通じて、人の温かさ、自分を応援してくれる気持ちを肌で感じる機会を大切にしています。自分の存在価値を再確認し、自分も高まりたいという意思、意欲を伸ばしていけるよう「心の平和教育プログラム」として「田舎の温かさ人とのつながりの大切さ」を伝えています。子どもたちは、初めて出会う新たな家族と緊張の面持ちで対面します。けれど、一緒に食事の準備をし、みんなで食卓を囲んで団らんするうちに、互いに歩み寄ろうとすることから交流が生まれます。ここで大人や異年齢の他人との交流の方法を学ぶのです。別れの際には「またおいで」と声をかけます。偶然結ばれた数日間の縁がそれきりにならず、絆がつながっていくところに民泊体験の魅力があります。

大敷網漁の体験

若狭美浜はあとふる体験推進協議会(旅工房内)

 

 


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