季節感を大切にした献立
日光東照宮から歩いて5分の特別景勝地に建つ栃木県日光温泉の純和風旅館「日光千姫物語」(根本芳彦社長)。「訪れる旅人に夢のような美しい物語の1ページを」と願いを込め、日々サービスに努めている。
料理自慢の同館。夕食の月替わり懐石料理「千姫御膳」は、旬の食材を丁寧に選び、手作りにこだわったオリジナル懐石料理だ。名産の「日光湯波」や地産の野菜を使い、季節感を大切にした献立。中でも総料理長が精魂こめた特製出汁(だし)で頂く「千姫風しゃぶしゃぶ」は好評で、「出汁まで全部飲んでしまいました」というお客さまも多いとのこと。
県産のブランド牛「とちぎ和牛」など、さらに吟味された食材を存分にあしらった「特選懐石膳」も好評で、宿泊が「グレードアッププラン」の場合に提供される。
朝食は和食か洋食の選択制。チェックイン時に1人ずつ選ぶことができるのもうれしいサービスだ。
浴場はサウナ付き大浴場、露天岩風呂等があり、日光の山々を眺めながら湯浴みが楽しめる。別棟の本格エステ&スパ「日光美人」では通常のエステのほかに「酵素風呂」(3700円税別)を楽しめる。「女性にやさしい宿」とうたっている当館ならではだろう。
新型コロナウイルス対策として、館内各所への手指消毒用アルコールの設置、客室の次亜塩素酸製剤による清掃・噴霧、食事会場のソーシャルディスタンスなどのほか、料亭、宴会場、ロビーの定期的な換気などを徹底している。
宿泊客と接するスタッフはマスク着用のほか、客前で検温を行うのはもとより、月1回新型コロナウイルスの「抗原検査」を実施し、お客さまに安心していただけるサービスに努めている。
▽日光千姫物語は栃木県日光市安川町6の48。TEL0288(54)1010。http://www.senhime.co.jp/
月替わり「特選懐石膳」の一例
新しく改装された「和風ツイン」