ターゲット市場での日本の強み、弱み把握し、インバウンド施策を
公益財団法人日本交通公社は6日、コロナ収束後の訪日インバウンド市場再開に向け、海外旅行先としての日本の競争力を確認するために、「海外旅行先としての日本の競争力」レポートを発表した。韓国、中国、台湾、香港、タイ、シンガポール、マレーシア、インドネシア、アメリカ、オーストラリア、イギリス、フランスの12カ国・地域別に訪日外国人旅行者を誘致する際に、日本にとって競合となる国・地域を市場別に分析した。その結果、日本の魅力としては、「食事」「観光地・観光施設」「宿泊施設」「ツアー・アクティビティ」が多くの市場で高く評価されている。同財団は「ターゲット市場における日本の強み、弱みを把握して施策に生かすことが重要」と指摘する。
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