バカンは11日、「新型コロナウイルス流行後におけるホテル運営実態調査」の結果を発表した。
AI×IoTを活用してあらゆる混雑を可視化・抑制するスタートアップ、株式会社バカン(東京都千代田区、代表取締役:河野剛進、以下「バカン」)は、宿泊予約数が増加傾向になるなど需要の回復を見せつつある旅行業界に対して、今後の対応やトレンドを明らかにすることを目的とした「新型コロナウイルス流行後におけるホテル運営実態調査」を実施しました。その結果、コロナ後の人員不足への不安や、お客様からいただくクレームとしてフロント混雑、朝食会場待ち列、浴場施設混雑など、混雑管理への意見が多くでているなどの結果が明らかとなりました。
■調査をおこなった背景
ゴールデンウィークの国内旅行人数が21年比で7割増える推計(※)が出るなど、コロナ禍で打撃を受けた宿泊/旅行業界でも需要回復の傾向が見えつつあります。そこで、同業界が感じている課題や今後のトレンドを明らかにすることを目的とした「新型コロナウイルス流行後におけるホテル運営実態調査」を実施しました。
※出所:JTB
■ 調査結果サマリー(一部抜粋)
・お客様よりいただくご意見(クレーム含む)の約66%は「チェックイン/アウト時のフロントの混雑」、次いで「朝食会場やレストランの待ち列」「朝食会場やレストランの料理の残量」などを意見としていただくことが多い。
・多くの事業者が今後改善が必要と考えている箇所として、「フロント(71%)」「朝食会場・レストラン(61%)」などを回答。
・改善が必要と考えている箇所の解決策として、60%の事業者が「人材の採用」を回答。また次いで「ITシステムの導入」などが該当。
■ 調査概要
回答者:80社/200施設
調査期間:2022年3月16日〜2022年3月31日
調査手法:インターネット調査