総取扱額0.3%減少
国内旅行が1.3%減に
鉄道旅客協会がこのほど発表した主要旅行業12社の今年8月の旅行取扱額は、前年同月比0・3%減の3559億3355万円だった。内訳は、国内旅行が1・3%減の2214億9804万円、海外旅行が2・1%増の1218億8684万円、外国人旅行が7・3%減の108億5139万円、その他が19・6%増の16億9727万円となった。
総取扱額が前年同月の実績を上回ったのは、日本旅行、名鉄観光サービス、阪急交通社、ジェイアール東海ツアーズの4社。名鉄観光サービス、阪急交通社は2桁増だった。国内旅行は名鉄観光サービス、阪急交通社、ジェイアール東海ツアーズの3社が前年比増。海外旅行は5社、外国人旅行は6社が前年実績を超えた。
今年4月から8月までの累計を見ると、12社の総取扱額は前年同期比2・2%増の1兆4905億7661万円。各社の状況を見ると9社で総取扱額が前年同期を上回った。
今年4~8月の累計を分野別で見ると、国内旅行は0・7%増の9340億3523万円、海外旅行が5・0%増の4784億6731万円、外国人旅行が5・2%増の689億4582万円、その他が2・6%増の91億2825万円。前年同期の実績を超えたのは、国内旅行は6社、海外旅行は11社、外国人旅行は9社だった。