日本海と絶景の宿
第775回よその旅館ホテル
──宿の自慢は。
「男鹿半島の南海岸にある宿で、日本海と館山崎の断崖絶壁を一望できることです。料理は『焼魚、焼貝、焼米茄子』を名物にしています」
──どのような料理ですか。
「新鮮な魚介を焼きたてでお召し上がりいただけます。夏場は地元のサザエもお出しします。宿の名物にしている焼米茄子というのは、普通のナスより固めの米ナスに、特製のみそを塗って焼いた当館ならではの料理です」
──部屋は。
「和室9室になります。このうち海に面して展望の良い部屋が4室で、お泊まりになると、とても喜んでいただけます。バス・トイレ付きの部屋も5室あります」
──風呂は。
「薬石のバクハン石の風呂で、窓の外には海が広がっています。景色も良くてくつろぐことができ、温まる湯だと好評です。男女それぞれに大浴場があり、24時間入浴することができます」
──客層は。
「県外の方がほとんどで、東北は宮城や岩手から、遠方では東京や埼玉などから見えられます。中高年から若い方まで客層は幅広いのですが、お車でお越しになる方が多く、男鹿水族館に行かれたり、男鹿半島を一周されたりする旅行客が多いようです」
──経営で心がけていることは。
「お客さまに合わせて出過ぎずということでしょうか。宿の者といろいろとお話しをしたい方もいれば、のんびりしたい方もいますので」
「宿を始めて27年目。近所の奥さん方に料理を手伝ってもらったりと、地域に支えられた宿です。ぜひ男鹿にお越しください」
【1泊2食付き1万1500円から】