標高1000メートル、源泉100%の温泉
第770回よその旅館ホテル
──「標高1千メートルの温泉地」とありますが。
「十勝岳の中腹にある温泉地です。自然の中の、ロケーションがとてもいいところですよ」
──しばらく工事で休業していたそうですが。
「この6月にオープンしました。温泉や給排水の設備を直し、内装も一部直しました」
──どんな温泉ですか。
「100%源泉掛け流しです。泉質はカルシウム・マグネシウム—硫酸塩・塩化物泉で、うちみやくじきに効くほか、美肌効果もあります。日帰り入浴もやっていて、おひとりさま500円です」
──料理はどんなものを。
「地元産の新鮮な野菜を使ったサラダと、地元の上富良野ポークを使ったカレーが好評です。野菜は、今の時期はアスパラ、夏はトマトがおいしいです」
──どんなお客さんが多いですか。
「地元の人や観光のお客さま、それに外国のお客さまもいらっしゃいます。外国人客は3割ぐらいです。冬場が特に多く、スノートレッキングやスキーをしにいらっしゃいます。この冬は台湾やシンガポール、オーストラリアの方が多かったです」
──外国人対応は問題ないですか。
「皆さん英語を話されますが、われわれもブロークンですが英語で対応し、特に問題ないです」
──経営の悩み事はありますか。
「冬は雪が多く、クローズする年もあり、経営に影響が出ることです」
──1泊2食の料金は。
「7500円からです。二段ベッドの部屋もあり、こちらは素泊まりで4500円からです」
【16室、約40人収容】