大阪府旅館ホテル生活衛生同業組合(岡本厚理事長)は1月19日、大阪府池田市の不死王閣で新年互礼会を開催した。
岡本理事長は「昨年の訪日外国人観光客数は約2900万人で、大阪には約1100万人訪れている。5年前は大阪には約150万人が訪れており、6倍、7倍と増えている。一方で旅館ホテルの稼働が以前ほど上がらない。地域によっては、2割、3割下がっている。大阪府下の違法民泊は1万室以上といわれている。大阪市内ではホテル建設ラッシュで2020年までに1万8千室が増えるといわれている。これからは供給過剰になっていくと考えている。罰則規定が強化されたことで行政とともに違法民泊の排除を行っていきたい」。
また「2019年ラグビーワールドカップ、2020年東京オリンピック・パラリンピック、2021年のマスターズゲームズ関西と大型スポーツイベントが次々と開催されるが、われわれにとっては、特に2025年の大阪万博誘致に期待したい」と述べた。