東京の伊豆・小笠原諸島の行政などが主催する「東京愛らんどフェア 島じまん2023」が13、14日、竹芝客船ターミナル(東京都港区)とその周辺で開かれた。11島の観光、物産を各島がブースでアピール。郷土芸能などステージイベント、貝殻アクセサリーの制作体験なども含めて、趣向を凝らした内容で島の魅力を首都圏の消費者らに伝えた。
イベントは隔年で行っていたが、コロナ禍で近年は中止。今年、5年ぶりに復活した。
オープニングセレモニーには各島の首長、衆参議員らが出席。主催者を代表して「島じまん実行委員会」会長で新島村長の青沼邦和氏は「今日は島の良さを体感いただき、今度は実際に来て、豊かな暮らし、食、芸術を堪能してほしい。私たち島民、一致団結して皆さまをお迎えする」。
来賓で出席した東京都の黒沼靖副知事は小池百合子知事のあいさつを代読。「各島は魅力あふれる東京の宝だ。皆さまとともに磨き上げ、ファンを増やしたい」と述べた。
11島のフラダンスチ―ムが一堂に会した舞踊などステージイベントも行い、会場を盛り上げた。
オープニングであいさつする新島村の青沼村長