日本旅館の接遇力向上や人材育成などに資するための業界資格、2021年度「日本の宿 おもてなし検定」の申し込み受け付けが1日から始まった。8月19日まで。
おもてなし検定は日本旅館協会や全国旅館ホテル生活衛生同業組合連合会、日本観光振興協会、JTB協定旅館ホテル連盟によって組織する「日本の宿 おもてなし検定委員会」が主催。観光庁、厚生労働省が後援する。
(1)お客さまと応対するスタッフのインセンティブの向上と継続的なサービスのレベルアップに資する(2)接遇サービスを中心とした旅館における業務サービスの基準化により、旅館業界の人材確保・人材育成に資する(3)海外からのお客さまに対するサービス知識・スキルの向上により、国際競争力ある観光地の形成とインバウンド市場の拡大に寄与する―ことを目的とする。
今年度は、基礎レベルの第13回「3級(旧初級)試験」と応用レベルの第12回「2級(旧中級)試験」を9月16~30日に実施。ともにインターネット試験で、問題は公式テキストから出題される。
受験料は、3級試験が3500円(税込み)、2級試験が4千円(同)。JTB旅ホ連では会員施設の従業員に対する半額の補助を行っている。
申し込みは公式ホームページで。
日本の宿おもてなし検定のパンフレット