遊び体験紹介サイトを運営するアソビューは2月26日、パートナーの体験提供事業者に向けたイベント「レジャーカンファレンス2020」を東京都内で開き、「アソビュー・アワード」を発表した。レジャー施設部門では最優秀賞に当たるゴールドに「サンシャイン水族館」が選ばれた。
シルバーは「海遊館」、ブロンズが「すみだ水族館」。そのほかの受賞は、ゴールド、シルバー、ブロンズの順に、温浴施設部門「竜泉寺の湯 草加谷塚店」「鶴見緑地湯元 水春」「竜泉寺の湯 八王子みなみ野店」、アウトドア・スポーツ部門「武藤潜水」「アマミエンシス」「沖縄ダイビングショップ和」、観光・エンタメ部門「奄美ナイトツアーサービス」「京都ミステリー紀行」「ソト遊びの森」、インドア部門「ずこうしつ~sugamo~」「キャンドル&ポーセラーツサロンSalon de Felice」「渋谷の彫金教室studio crucible」。
カンファレンスには体験提供事業者など約110人が集まった。開会のあいさつでアソビューの山野智久代表取締役は「航空券はテクノロジーを通じたインターネット上の商取引が57%のシェア。宿泊施設になると44%。一方、体験・アクティビティ・オプショナルツアーは20%ほど、レジャー施設はまだ5%程度。ここに大きな伸びしろがある。われわれは、ここをしっかりと上げていき、テクノロジーを活用できるベースを作っていきたい」と意欲を示した。
基調講演では観光庁観光地域振興部観光資源課長の河田敦弥氏が「国内の観光産業の現状と、レジャー産業への期待」、博報堂クリエイティブディレクターの河西智彦氏が「SNS時代のアイデア企画術」をテーマにそれぞれ語った。
あいさつをする山野代表取締役