伝統みらい、京都と斑鳩町で国際会議
伝統技術の早期習得プログラムの提供、伝統技術を活用した新商品開発を行う伝統みらい(本社・京都市)は11月15、16日、京都市の京都工芸繊維大学と奈良県斑鳩町の「門前宿 和空法隆寺」で「第2回おもてなしとその応用国際会議」を開いた。日本古来の文化「おもてなし」について論理的に研究する試みで、もてなしに関する体験や研究事例が発表された。
実行委員長は伝統みらいの太田智子代表取締役。副委員長はセントラルフロリダ大学の原忠之准教授、医療法人育歩会坂井歯科医院の坂井秀明理事長。
副委員長を務めた原准教授は「文化活動の経済的計測・文化サテライト勘定について」と題して講演。文化の経済貢献度を数値化することで出国税(国際観光旅客税)などの財源を文化のために充てることを国に提言できるとした。
土地家屋調査士法人北山総合事務所の北山雅章代表は「事業発展のポイント 奥様へのおもてなし」、門前宿 和空法隆寺の中江太志・企画部部長は「ゼロからわかる 会いに行きたくなる仏像講座」と題してそれぞれ語った。
原准教授の講演