旅館・ホテル・飲食の専門展示会
800社、2350ブースが出展
ホスピタリティとフードサービスの商談専門展示会「HCJ2018」が2月20~23日、東京ビッグサイト東展示棟で開かれる。旅館ホテルや観光施設、厨房・フードサービスなどの飲食部門、給食・中食・弁当のケータリングなど約800社が出展し、日本旅館協会の会長を務める針谷了・湯元舘会長や、全旅連青年部部長を務める西村総一郎・西村屋本館社長らによるセミナーも予定されている。
HCJ2018は「国際ホテル・レストラン・ショー」「フード・ケータリングショー」「厨房設備機器展」で構成され、宿泊と外食、中食、給食向けの各産業を対象にした国内最大規模の展示会。予定展示規模は800社、2350ブース。
年々増加する訪日外国人の受け入れ体制強化が喫緊の課題となっているサービス産業。人手不足も深刻な状況であり、生産性向上が求められている。今回の展示会では、AIやロボット、厨房機器など課題解決にさまざまな切り口で貢献する商品をはじめ、おもてなしの現場の最前線を感じられる商品を見ることができる。
会場内は、デザイン性、機能性にすぐれたアイテム、設備が集結する「ホスピタリティデザイン東京」、訪日外国人に人気のデザインを提案する「和モダン・和空間ゾーン」、温泉・温浴施設向けの設備・備品に特化した「テルマエJAPAN」などのゾーンが設けられる。
また、今回から厚生労働省で制度化が検討されているHACCP(ハサップ)対策の商品・サービスが展示される「HACCP対応対策ゾーン」が新設される。
各種講演、セミナーも充実している。スケジュールなど詳細はホームページ(https://www.jma.or.jp/hcj/seminar/index.html)参照。
このほか、ダイハツ工業は軽商用車では初めて歩行者を認識して作動する予防安全機能を搭載した「新ハイゼットカーゴ」を展示。マクニカはデリバリーサービスロボットや清掃ロボットを出展予定。このほか、サッポロビール、サントリー食品、レイジースーザンなど、BtoCのイメージが強い企業も多数出展する。
問い合わせ先は、日本能率協会来場者ヘルプデスクTEL03(6809)2707。