Trip.comグループ CEOのジェーン・スン氏が、フォーブス誌「世界で最も影響力のある女性100人」に選出された。16日、同グループが発表した。
スンは、2005年にCFOとしてTrip.comグループに参画後、2016年にCEOに就任し、様々な取り組みをリードしてきました。フォーブスの「世界で最も影響力のある女性」ウェブサイト(英語版)に掲載されているスンのプロフィールに記載のとおり、2019年に世界中の新鋭女性リーダーを対象としたハーバード大学の「Women in Global Health LEAD Fellowship」プログラムの一員となりました。また、中国のオンライン旅行業界で唯一の女性CEOであるほか、中国のIT業界においても数少ない女性CEOであるとフォーブス誌は紹介しています。
スンが入社した当時より、Trip.comグループは時価総額が約20倍に成長するなど、スンは優れたリーダーシップを発揮。Trip.comグループをアジアトップのOTP(オンライントラベルプラットフォーム)に押し上げた立役者といえます。また、社内女性幹部の地位向上を目指した取り組みも高く評価されています。40,000名以上在籍するTrip.comグループ従業員のうち女性は全体の半数以上、中間管理職では40%以上、上級管理職では3分の1を占めています。このことからも、従来、女性が過小評価されていたIT業界において、大きな進歩を実現していることを物語っています。卵子凍結における助成金や妊娠している従業員を対象とした諸手当制度の拡充など、男女共同参画の推進および女性幹部のキャリアアップを支援するイニシアティブ実施の舵を取ってきました。
「世界で最も影響力のある女性の一人として選ばれたことで身が引き締まる思いです。Trip.comグループが世界有数の旅行プラットフォームに成長するまでの我々の努力を認めてくれたフォーブス誌に感謝します。Trip.comグループはお客様のために最高の旅行体験を提供すること、そして社内・業界・社会に積極的に貢献することを目指します。」とスンはコメントしています。
この度のスンのフォーブス誌「世界で最も影響力のある女性100人」2019年版への選出は、スンの今年受賞となった数々の表彰のうちの最新の栄誉であり、スンの先見的なリーダーシップが評価されての受賞です。他にも、今年9月には3年連続でフォーチュン誌の「世界で最もパワフルな女性 」として世界のビジネスウーマンのトップ50に選ばれています。また、10月にはニューヨークでアジア・ソサエティにより、「中国においてビジネスの成功と男女共同参画が両立できることを示した」として「アジア・ゲーム・チェンジャー賞」を受賞しました。
■Trip.com(トリップドットコム)グループについて
Trip.comグループ(NASDAQ:TCOM)は、Trip.com、Ctrip、SkyscannerおよびQunarをブランドに持ち、多彩な旅行商品をワンストップサービスでお届けする旅行サービスプロバイダーです。モバイルアプリ、ウェブ、24時間356日対応のカスタマーサポートなど高度なトランザクションを可能とするTrip.comグループのプラットフォームを通して、世界中のお客様と各地の旅行事業パートナーの皆様に、便利でお得なご予約をご提供しています。1999年設立。2003年に米国NASDAQに上場。「あらゆる旅を最高に」をミッションに、世界で最もよく知られている旅行ブランドへと成長しています。