Trip.com Group、ダボス会議で中国旅行業界の潜在力を強調


(左から)モデレーターのStandard Chartered Bank Asia ベン・ハンCEO、Manulife ロイ・ゴリ会長兼CEO、Trip.com Group ジェーン・スンCEO、Khazanah Nasional プライベート・マーケット部門責任者兼テクノロジー部門責任者 ジェフ・リー エグゼクティブ・ディレクタ

 トリップドットコム・グループのジェーン・スンCEOは、ダボス会議に出席し、「アジア、世界をけん引する次の成長の柱」をテーマに行われたパネルディスカッションで、「中国の旅行業界には、インバウンドやアウトバウンドの旅行の急増や、業界にとって有利な政策展開など、未開拓の成長機会が数多く存在する」と強調した。

2024年1月22日【 ダボス (スイス) 】-グローバル旅行サービスプロバイダーであるTrip.com Groupのジェーン・スン(Jane Sun)CEO(最高経営責任者)は今週、スイスのダボスで開催された世界経済フォーラム(ダボス会議)の年次総会に出席し、ポストコロナにおける旅行業界の新しいトレンドや事業機会に対する見解を共有しました。「アジア、世界をけん引する次の成長の柱」 をテーマに行われたパネルディスカッションでは、スンCEOがアジアの継続的な成長に対する楽観的な見方を示し、投資対象としての可能性について語りました。

(左から)モデレーターのStandard Chartered Bank Asia ベン・ハンCEO、Manulife ロイ・ゴリ会長兼CEO、Trip.com Group ジェーン・スンCEO、Khazanah Nasional プライベート・マーケット部門責任者兼テクノロジー部門責任者 ジェフ・リー エグゼクティブ・ディレクター

 

政府、企業、民間団体のリーダーが一堂に会し、分裂と不確実性に満ちた世界で信頼を築くための基本原則が議論されたダボス会議で、各界を代表する関係者によるパネルディスカッションが開催され、登壇者がアジアにおける新たな機会と課題について掘り下げました。

パネリストとして、スンCEOのほか、カナダ最大の保険会社であるManulifeのロイ・ゴリ(Roy Gori)会長兼CEO(最高経営責任者)と、マレーシアの政府系ファンドであるKhazanah Nasionalのプライベート・マーケット部門とテクノロジー部門の責任者を兼任するジェフ・リー(Geoff Lee)エグゼクティブ・ディレクターが登壇し、Standard Chartered Bank Asiaのベン・ハン(Ben Hung)CEO(最高経営責任者)がモデレーターを務めました。

観光業界が世界的に完全復活に向かう中、Trip.com Groupではアジア旅行の予約が好調で、とりわけタイ、日本、韓国が人気の旅行先として選ばれています。また、消費者所得の増加により、アジアでは質の高いウェルネス体験、コンサートや音楽フェスティバルなどの人気イベントを中心としたイベントツーリズムのトレンドが広がっています。

もう一つの新たなトレンドとして環境意識の高まりによるサステイナブル・ツーリズムの人気が挙げられ、Trip.com Groupではこれまで1,600万人を超えるお客様から、サステナビリティの基準に準拠したホテルなどの低炭素の旅行オプションが選ばれてきました。当Groupはまた、電気自動車のレンタルや、二酸化炭素排出量の少ないフライトの提供といったオプションも強化しています。

ディスカッションの中でスンCEOは、アジア最大の地域の一つである中国のポストコロナの経済動向について、一部の人が認識している以上に多くの投資機会が存在すると主張しました。

スンCEOは、「投資家の皆様には、中国で成長している旅行・ウェルネス・エンターテインメントの各分野にぜひ注目していただきたいと思います。中国は広大な国土、多様な産業、消費者の幅広い購買力を誇る国であり、投資機会は豊富に存在します」と述べました。特に旅行業界には、インバウンドやアウトバウンドの旅行の急増や、業界にとって有利な政策展開など、未開拓の成長機会が数多く存在します。

スンCEOは、国際線の増加やビザ免除の拡大を始めとする最近の前向きな動向が中国発着の海外旅行を後押ししていることに言及し、観光産業の成長について楽観的な見方を示しました。その例として、フランス、ドイツ、スペイン、イタリア、オランダを含む数カ国を対象とするビザ免除措置、マレーシアとのビザ相互免除協定、シンガポールやタイとのビザ緩和計画が挙げられます。また、中国は今週の始めにはスイスとアイルランドの国民に対しビザ免除措置を発表しました。2023年7月以降、中国は11カ国の国民に対するビザの要件を撤廃しています。

Trip.com Groupのデータによると、ドイツ、スペイン、オランダからのインバウンドの検索および予約件数が大幅に増加しています。シンガポール、タイ、マレーシアなど、ビザ免除が講じられている、またはビザ緩和が予定されている国々は、春節(旧正月)に中国人観光客が選ぶ旅行先の上位にランクインしています。

さらに、中国国内のホテル、交通、支払い、その他の旅行関連の情報を提供するTrip.comの「中国旅行ガイド」は、2023年9月のサービス開始以来、中国訪問を予定する約10万人の外国人旅行者にサービスを提供してきました。一方、1月中旬の時点で、春節(旧正月)休暇に向けたアウトバウンド旅行の予約は、前年比で10倍以上に急増しています。

スンCEOは、アジア経済全体について、観光産業が世界のGDP成長率の約50%に寄与するという予測を引用し、その見通しは依然として堅調であることを主張しました。アジアにおける観光産業の急速な発展は、アジアの顧客の強い購買力と相まって、地域の持続的な成長の可能性を示しています。

スンCEOは「Trip.com Groupは、グローバル・パートナーに影響力のあるネットワークを構築し、世界のあらゆる地域からお客様をお迎えします。同様に、アジアのお客様をグローバルな場へと導き、無限の機会への扉を開き、前例のない国際的な成功への道を切り開く態勢を整えています」と述べました。

 
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